奈良美智のアトリエ？「N’s YARD」と 那須塩原のオシャレトリップ

こんにちは、チャンリです。

夏は高原リゾート、冬は温泉、と１年中楽しむことができる那須塩原。

この那須塩原エリアに奈良美智さんの美術館があるのをご存知でしょうか？

那須の静かな森の中に佇むアトリエのような美術館がとっても素敵だったので、ご紹介していきたいと思います。

後半では那須随一のお洒落スポット黒磯地区についても書いています。

奈良美智について

国内・外で高く評価され、今や超売れっ子の奈良さんの作品といえばやっぱり印象的な眼差しの少女や動物たち。

キュートでどこかシニカルなキャラクターたちは一度見たら忘れられないインパクトがあります。

奈良さんの作品はMoMaの愛称で知られるニューヨーク近代美術館やロサンゼルス現代美術館にも所蔵されています。

現在那須塩原市在住の奈良さんが自身の美術館として2018年3月にオープンしたのが那須塩原にある「N’s YARD」です。

「N’s YARD」について

実は奈良さん、この「N’s YARD」がある那須塩原を拠点に活動をしています。

そのためか、この美術館には奈良さんの好きなミュージシャンのポートレートやレコードなどが展示してあり、アトリエのひとつのような場所になっています。

中は撮影禁止になっているので、写真でご紹介することは出来ませんが、こんな音楽の中であの作品達は生まれたのか、とつい想像してしまいます。

もちろん奈良さん自身の作品もたくさんあります！未発表の作品も含め、数多くの作品が展示してあるので、奈良さんの世界観に浸れること間違いナシです。

建物の外にはモミの木をモチーフした「森の子」に出合うことができます。こちらの「森の子」は青森県立美術館にもいるのですが、N’s  Yardの森の子の方が右頬がふっくらしているそうです。

ショップ情報

美術館内にはミュージアムショップもあります。

その特徴的なキャラクター達のグッズがもう、可愛くて可愛くて。物欲と戦った結果、ステッカーとノートを購入しました！

11月1日からクリスマス限定グッズも販売しているようです。欲しい…。

私たちは行かなかったのですが、美術館内にはカフェ(コナラカフェ)もあります。

平日限定のランチメニューもあるようなので、鑑賞後の空腹を満たすにも良いですね。

栃木随一のオシャレスポット黒磯

N’s Yardから車で10分ほどにあるJR黒磯駅。

この黒磯駅周辺のエリア、実は栃木随一のオシャレスポットなんです。

地元では知らない人がいない、CAFE SHOZOを中心に、素敵な雑貨屋さんやカフェ、パン屋さんが集まっています。

黒磯エリア

那須塩原市の北部に位置するエリアで、天皇陛下が那須の御用邸へ行く際にも利用していた黒磯駅。カフェで有名な町で、おしゃれなカフェやパン屋さんなどのお店が立ち並んでいます。どこかレトロでのんびりとした空気が流れる町で、お散歩しながら観光するのことができます。

こちらは地元の朝採れ野菜や乳製品などを販売してい「Chus」。食料品の他にも雑貨が販売されていたりするので、お土産探しにもピッタリです。

1988 CAFE SHOZO

1988年に現オーナーの菊池省三さんがオープンした伝説のカフェ、「1988 CAFE SHOZO」。黒磯がカフェの町になったのも、このCAFE SHOZOが始まりといっても過言ではありません。

何もないと思っていた地元を旅先に選ばれるような「いい街」にするべく、カフェをオープンした省三さん。生まれ育った農家からヒントを得て、お店作りは町にある素材と空間を最大限活かすことを考えたそうです。

省三さんのカフェや地元への想いに共感したたくさんの人が、CAFE SHOZOの周りに集まってきて、続々とお店を開くことが生まれたのが黒磯の町なんです。

カフェは２階にあり、その雰囲気を守るため基本的に子供の入店は不可（お店の方に聞けばOKの場合も）だそうですが、１階にテイクアウトができるスタンドもあります。

実はチャンリがよく来ているコートも、黒磯のセレクトショップで一目惚れして購入しました。

旅先でお気に入りのものを見つけると普段より少し幸せな気持ちになれますよね。

エリア自体はこじんまりとしていて歩いて散策するのにピッタリです。